海外トレッキング

楽しかった!美味しかった!香港・マカオの旅

I.T

 香港の山は、尾崎 隆氏がガイドするツアーに以前参加し、楽しかった経験がある。 尾崎氏は、ヒマラヤ山脈の一角で、中国との国境に位置するミャンマーの最高峰で、未踏峰だった「カカボラジ山(5,881m)」に初登頂し、「第一回植村直己冒険賞」(1996年)を受賞した冒険登山家である。
 フランス人の奥様が、当時、香港のフランス大使館に勤務されていた関係で、ご家族で香港に在住しておられた。主として4,000m以上のヒマラヤ等の登山ガイドをしておられる人に、数百m級の低山を案内していただくことや、摩天楼ひしめく香港の市街地からほんのわずかなところに、静かで緑豊かな、よく整備された山のトレイルが広がっているといった意外性にワクワクした。機会があれば再度訪ねてみたいと思っていた山だった。

紫蘭会

 今回歩いた「馬鞍山」のトレイルは、前回とは別のコースであったが、静かな山道から、鉛筆が隙間なく突っ立っているような高層ビルひしめく香港市街の光景を眼下に見下ろすことは、やはり快感だった。
 ラマ島のハイキングでは、香港行きのフェリーの出港5分前にようやく榕樹湾の港に辿りつき、何とか無事に乗船出来た。ガイドのサミーは、さぞや肝を冷やしていたことでしょうが、「ヤッター!間に合った~!!」とスリル満点、楽しい思い出となった。
 マカオの旅は、今回はじめてであった。カジノ等の娯楽だけでなく、中世キリスト教の東洋への普及の拠点地としての教会等の建物の世界遺産が数多くあり、見ごたえがあった。また、コロアン地区の古道歩きも、静かで楽しかった。

紫蘭会

 香港は日本人の口にあう、おいしい中華料理が楽しめる地であるが、今回の旅は、『ピコツアー』さんの吟味した食事が毎回用意されており、広東料理、飲茶、ラマ島での海鮮料理と、マカオでは、有名な「安徳魯珈琲(アンドリューの店)」でのサンドイッチとエッグタルトを食することが出来た。最終日の香港空港内レストランでの潮州料理の昼食は、最高に美味で、すばらしかった。
 香港・マカオの旅、たのしかった!!おいしかった!!生きていてよかった!!